東京にお住いの皆さん、高尾山に行ったことはありますか?
わたしは東京で生まれ育ったのにも関わらず、今まで登ったことがありませんでした。
というわけで、先日25歳にして初めて高尾山に登ってきました。
高尾山といえば、世界一登山者数が多いとのことでTVや雑誌などで取り上げれらていることも多いです。
気軽に登れるというイメージがありましたが、
実際に初めて登ってみた感想は、「なにこれめっちゃつらい」でした。
もちろん、帰り道には「また行きたいね」なんて話す楽しさもありましたよ!
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高尾山が「気軽」はうそ?
7月半ばの土曜、友人3人で挑みました。
高尾山には複数のコースがあります。
全員今回がはじめての登山ということもあり、
山頂まで舗装された道が続く1号路・表参道コースを選択。
半日の登山を終えての感想は、
全然気軽じゃないじゃん。
そうです、
わたしたちは「気軽」の意味をはき違えていたのです。
高尾山は、
「手軽に登山ができる」のであって、気軽なお散歩コースではありませんでした。
もちろん、登山に慣れている人や普段から運動している人にとっては、
気軽に登れる山だと思います。
ただ、わたしのような運動不足の人間にはかなりつらかったです。
何がつらいかって、足です。
舗装された歩きやすい道ですが、山道です。
当然アップダウンが
あります。
往復で3時間弱の道のりでしたが、
下りの途中では登ったことを後悔するほど体力の消耗を感じました。
翌日は下半身の筋肉痛がひどく、
特に、下り階段は地獄でした。
手軽に登山、はじめての高尾山へ
![](https://uni-ism.com/wp-content/uploads/2018/08/2018-07-14_14-17-29_991.jpg)
お友達とお散歩に行く感覚で行くと痛い目にあいますが、
手軽に登山ができるというのは間違いありません。
新宿から京王線で1時間、片道500円もかかりません。
また特別な登山用品も必要ないので、手軽なレジャーとして楽しむことができました。
軽装でOK!
『山は山』といいましたが、特別な登山グッズは何にも必要ありません。
最低限の登山用品は用意したほうがよいと書いてあるサイトなども見かけますが、
普段から使っているものだけで十分です。
服装
わたしはジーパン・Tシャツ・スニーカーで登りました。
服装は動きやすいものであればOKです。
スカートでも登れるとは思いますが、避けたほうが無難です。
重要なのは靴です。
とはいうものの、歩きやすい運動靴なら何でも大丈夫。
登山靴を用意する必要はありません。
パンプスやヒールは絶対にやめましょう。
ヒールに慣れているから歩きやすい、
という人もいると思いますが、相手は山です。
舗装されてこそいますが、急な坂道や石段が続くこともあります。
荷物
わたしが持って行って使ったものは、
- 500mlのペットボトル×2
- おやつ
- スポーツタオル
この3つだけです。
今回は使いませんでしたが、山の天気は変わりやすいので簡単な雨具も持っていきました。
飲み物
気温35℃近い夏日でしたので水は多めにと思い、
500mlのペットボトルを2本購入。
無事下山し終えたところで全て飲みきっていました。
途中購入することのできる場所もありますが、
飲み物は少し多めに用意しておくと安心です。
おやつ
登っている途中で気持ちがつらくなってきたときに、
おやつは効果絶大でした。
必ず持っていきましょう。
わたしは飴をもっていたのですが、
他にもグミやチョコなど、手軽に食べられるおやつがあればよかったです。
カバン
登山リュックは必要ありませんが、両手があくカバンがおすすめです。
アネロでもハイブランドでも何でもいいと思います。
最低限の荷物さえ入れば、コンパクトなほうが負担が少なくていいです。
わたしは、お気に入りのManhattan Portageのメッセンジャーにしました。
![](https://uni-ism.com/wp-content/uploads/2018/04/20180404182447-320x180.jpg)
いらなかったもの
- 日焼け止め
- 虫よけスプレー
日焼け止めも持っていきましたが、登山中に塗りなおすことはしませんでした。
思ったより日影が多かったのと、体力的に余裕がなかったからです。
虫よけスプレーは持っていったのに使い忘れました。
1号路は草むらなどはなく、舗装された道です。
誰も刺されなかったので、なくてもよさそうです。
ケーブルカー・リフトがオススメ
![](https://uni-ism.com/wp-content/uploads/2018/08/20180714-78921.jpg)
高尾山には、麓から中腹あたりまで登れるケーブルカー・リフトがあります。
大人 | 小児 | |
---|---|---|
片道 | 480円 | 240円 |
往復 | 930円 | 460円 |
自分の足で登ったら1時間以上かかる道のりが
リフトなら12分、ケーブルカーならたったの6分です。
体力に自信のない人は乗ったほうがいいです。
絶対に乗るべきです。
理由は1つ。
自力で登ると、頂上まで気持ちと体力が持たない。
このケーブルカー・リフトで登ることができるのは中腹までです。
ケーブルカー・リフトを利用しても、頂上までさらに1時間程度かかります。
ケーブルカーの駅から頂上までは、たこ杉や薬王院などの観光スポットもあり、
楽しみながら登ることができるのですが、
麓からケーブルカーの駅までの道のりは、
これといって何もなく豊かな自然が続くのみです。
また、標高も低いので、頂上付近に比べ風も弱く暑く感じます。
そしてなにより、思ったよりつらい山道が続きます。
イメージとしては、急な坂道が1時間続く感じです!
わたしは上りのみケーブルカーを利用しましたが、
往復利用すればよかったと後悔しています。
1号路で頂上へ
ケーブルカーも利用し、頂上を目指しました。
高尾山にはいくつかの登山ルートがあります。
初めての登山でおすすめなのは、
舗装された道の続く1号路です。
1号路を選ぶメリットは、
- 舗装されているので登りやすい
- ちょっとした観光スポットがある
- 靴が汚れない
この3つです。
1号路は、山道というよりは上り坂といった感覚です。
![](https://uni-ism.com/wp-content/uploads/2018/08/20180714-78929.jpg)
ケーブルカーを降りたあとにはたこ杉や薬王院などの
ちょっとした観光スポットもあり、楽しみながら登ることができました。
特に、途中の薬王院はお参りしたり、おみくじを引いたりと楽しかったです。
デメリットは、自然を楽しみづらい点です。
本格的な登山を楽しみたい場合には1号路はオススメできません。
頂上は広くて気持ちいい!
![](https://uni-ism.com/wp-content/uploads/2018/08/2018-08-28_15-33-34_531.jpg)
中腹の駅から1時間ほどで、ついに登頂!
眺めも良くて最高です!!
天気がいいと富士山も見えるそうです。
頂上は広場になっていて、
レジャーシートを広げお弁当を食べる人や、写真を撮る人など
大勢の人でにぎわっています。
軽食をとれるお店もありますよ。
自然を楽しみながら下山することもできる
行きに1号路を選んでも、帰りには別のコースで下山することもできます。
もし1号路は余裕しゃくしゃくなんて時は、帰りには別のルートを選ぶのもいいですね。
わたしもまた今度は、別のコースで登山してみたいな。
ちなみに1号路での下山は、山頂からふもとまで歩いて1時間半ほどでした。
下山後はとろろそばを楽しもう
![](https://uni-ism.com/wp-content/uploads/2018/08/2018-07-14_13-38-19_899.jpg)
高尾山といえばとろろそばです!
麓にはお店がたくさんあります。
わたしは柿の木がトレードマークの高橋家さんでいただきました。
汗をかいた後の冷たいお蕎麦は最高です!
他にも手焼きせんべいのお店などもありますのでぜひぜひ散策してみてくださいね。
まとめ
都心からアクセスしやすく、半日で楽しむことのできる高尾山。
今回は前日に急遽予定を立てていきましたが、ばっちり楽しむことができました。
「明日何しよう?」と困ったときには、ぜひ高尾山に行ってみてください。
都心は遊ぶところもいっぱいありますが、
たまにはお手軽アウトドアも健康的でいいですよ!